というか、今日は我が家での集まりだった。
今日は人数が少なくて、私を含めて大人が5人に子供が2人。
ご飯の準備をするには、これくらいで十分なんだけど・・・。
最近、めっきり寒くなってきたので、今日の다과상(茶菓膳)メニュ-は、
和食で豚汁・卵焼き・ふりかけ(ラップ)おにぎり。
デザ-トは、ブッセ・せんべい・棒キャンディ-・みかん・ミックスコ-ヒ-。
ご飯の方も留学経験組は、懐かしい味と喜んでくれた。ほ~っ
↓写真はいまいちだけど・・・

8月末にも、我が家でこのモイムがあった。
この時のメニュ-は、冷やし中華・チ-ズベ-コンオニオンパン他を準備。←写真なし
日本の冷やし中華を食べたことがないメンバ-もいたので、緊張はするものの
日本の夏の定番料理を紹介できたので満足。
9月のモイムでの、他のメンバ-が作った다과상(茶菓膳)もアップ。
↓メインはヘムルパジョン(海鮮チヂミ)とマッコリ

ということで、韓国らしく雨の日の定番であるヘムルパジョンにマッコリを準備してくれた。
ナイスセンス!
Sm氏の作る素朴で熱々のパジョンは本当に美味しく、マッコリも進んだ。(笑)
↓メインはチ-ズハムト-スト

なぜ、ゆで卵か・・・。
Su氏は現在2人目を妊娠中。
韓国では、妊娠中の女性がゆで卵を茹でて、妊娠を希望している人にあげると、
同じように妊娠すると言われているらしい。
私も今年、2人目ができたらいいな~と思っていたので、モイムでこの話をしていたら、
Su氏が突然、ゆで卵を準備してくれた。
↓美術が得意な彼女作のゆで卵

↓メインはユブチョッパプ(お稲荷さん)

↓メインはキムチマンドゥトッ(皮がお餅で、中身は刻んだキムチや豚ミンチ等が入ったもの)

こういう感じのお餅は初めて食べたが、意外と餅と具がマッチして美味しく、
私も含めた全員が注文しようかな~と思う味だった。
料理が好きでない彼女だが、超簡単なトンナムル(ツルマンネングサ)のサラダと一緒に
出すと、見栄えも味もさらにグレ-ドアップ!
センスがある人が生まれつきかな。
夜に私がコ-ヒ-クリ-ム入りのブッセを作っていると、Q2がこのクリ-ム(生クリ-ムに
インスタントコ-ヒ-を混ぜたもの)を欲しがるので、1口味見をさせてあげた。
するとQ2が、「おっ、コピ マシネ(コ-ヒ-味だね)」と一言。
これを聞いた私はびっくり!!
なぜ2歳児がコ-ヒ-の味がわかるのか?←家でコ-ヒ-を与えた覚えはない
ナンピョンに話すと、「コ-ヒ-味の飴でも食べことがあるんでしょ。」と、さっくり。
この歳でコ-ヒ-味がわかるのはどうかと思うけど、Q2が「違いのわかる男」だと
感心したのだった。
次も昨日の話。
みんなで韓国ドラマ(日本も舞台になっている)を見ていると、日本のやくざが出てきた。
韓国人のナンピョンはこの「やくざ」という「ざ(ざ行)」の発音が言えない。
何度教えても、「やくじゃ」になってしまう。←「やくじゃ」なんて、へなちょこっぽい・・・
昨日も10回くらい練習させたが、ずっと「やくじゃ」と・・・。
かなり笑えた。
最後にはナンピョンも「やくざ」と発音している!と言い切って、私の耳がおかしい!と
言い出した。
誰が聞いても、それは「やくじゃ」です!!
そして、私がQ2に「やくざって言ってみ。」と振ると、Q2は嬉しそうに
「や・く・ざ!」とすんなり言ってのけた。
すごい!
やはり、Q2は「違いのわかる男」だと思ったのだった。
ナンピョン、既に子供に負けている。←私の韓国語もQ2に抜かされるのは近いけどね


韓国で初めて取った免許は、なかなか感慨深かった。
韓国での(私の場合の)自動車免許取得までの道のりを説明。
1.自動車運転専門学院に入学。
2.学科教習を3時間&2時間受ける(一気に5時間受けてもOK)。
その後、運転免許センタ-で学科試験を受ける(日本語での受験OK・試験はすべて
PC使用)
授業はもちろん韓国語なので、日本語での受験は自分で問題集(日本語版はDVD
のみだった)を買って、自己学習。←しかし、この問題集の映像問題の答えが
かなり間違っていたので、韓国語の問題集と照らし合わせて勉強することになり、
同一問題と回答の確認作業に多少時間がかかった。
公的な機関で出している問題集くらい、ちゃんと作って欲しいよ~。
学科は割と一生懸命勉強したが、試験問題は問題集から100%出るし、
ほとんど常識的な問題ばかりなので、これは問題なし。
日本語で受験するのが、いかに楽かというのを実感。
3.学院内で、技能教習2時間を受けた後、場内技能試験を受ける。←直線約30mを
アクセルを踏まず走行し、ギア・前照灯・指示器・ワイパ-操作と急停止時の試験のみ
これにパスしたら仮免取得
4.道路走行教習2時間×3日間を受け(3時間を2日間でもOK)、その後、道路走行試験を
受けて、合格したら終了!
私は標準的なコ-スで順調に経過したので、計7日間で免許取得。
でも、急いでいる人は学科と道路走行の教習を詰めて受ければいいので、
最短5日間で免許が取れる韓国。
費用はこの学院で、約45万ウォン(日本円で約3万3千円)。
今回、一番驚いたのは、この道路走行教習。
私は実際の道路に出る前に、学院内の道路である程度練習をして、道路に出るものだと
思っていた。
でも、実際は道路走行初日の1時間目に学院内(楕円形のコ-ス)をぐるっと1周した後、
いきなり道路で実習を言い渡された。←田舎道ではなく、普通に交通量が多い道路です
十数年前に免許を取ったナンピョンもこれには驚いていた。
あまりのショックに、「先生、できません!」と言ったものの、先生の「大丈夫。」と
いう一言でスタ-ト。
ガチガチに緊張したが、まあ、何とか終了した。
そして2日目(3・4時間目となる)。←この日も駐車の練習すらなし
また、いきなり道路走行に出るため、車に乗り込んだところ、横に乗っている先生が
車の窓を開けて、別の先生と会話。
「昨日のあの生徒、どうなった?」「病院に運ばれて・・・。」等の内容。
会話終了後、私は先生に恐る恐る、「あの~事故があったんですか?」と
聞くと、先生から「そう!」と即答。←別に神妙な面持ちでもなく・・・(汗)
今から道路走行する私には怖すぎる話なんですけど・・・。
そして、最終日、やっと駐車の練習(計4回)。
先生からは、「(横付けで難しくないから)やり方を暗記してしまえばいい。」と
説明を受けた。
この日、計6時間の道路走行を終了したので、1時間後、道路走行の試験を受けた。
生徒が二人一組に試験官が1名付き、目的地の行きがAコ-ス・帰りがBコ-スで、
自分たちでどちらのコ-スにするか決定し、試験開始。
私は自分の運転技術のなさをかなり心配していたが、先にAコ-スを走った私より年配の
おばさんが本当にとんでもない運転をしていたので、逆にリラックスできた。(笑)
おばさんは、開始前も終わった後も、先生に合格させてくれるよう頼み込んでいた。
このど素人の私が見ても、「おばさん、落ちるかもな・・・。」と思っていたが、
おばさんは合格点ぎりぎりで合格。
そして、試験官から合格を聞いた私とおばさんは手を取り合って喜んだ。
このおばさん、この日、初めて会ったが、誰とペアを組むともわからないのに、
私の印象を見て、「あなたと一緒にペアを組んで試験を受けたら頑張れそう!」と
言ってくれた。←そんなに私が下手そうに見えたかな?(笑)
別に連絡交換をする仲ではないけれど、一時的とはいえ、苦楽を共にした仲。
帰り際には、おばさんと手をつないでいる自分がいた。←これ、超苦手だったのに・・・
このおばさん、一生忘れられない人になった。←人のいい朗らかなおばさんだった
学院の先生も、唯一の日本人生徒(生徒の半分は韓国人・半分は中国人だった)の
私に対して親切にしてくれた。←日本語で挨拶をしてくれる先生もいたし、
「合格おめでとう!」と何人かの先生が言ってくれた
こんな些細なことで感謝したり、喜んだりできたので、実際の運転はともかく
自動車免許を韓国で取って本当に良かった思う。