邦画も面白い
2020年 11月 06日
↓きみはいい子

どれも、グッとくる話だったけど、特に母親役の尾野真千子が子供を虐待している姿は、自分に被る部分があり、昔のしんどかった気持ちが蘇ってきて本当に辛かった。
今思えば、なぜあの時はあんなに思いつめて余裕がなかったのだろう?と自分自身思う。
そして、どの話も主人公達の置かれている立場や気持ちに入り込んでしまい、自然に涙が出てきた。
全体的に辛い話だけど、最後はどのストーリーにも希望が見えたし、この映画を観た後に大切な人達をハグしたい気持ちになったので、すごくいい映画だった。
↓Blank13

でも、我慢して観た。
そして、13年が経ち、蒸発していた父親が余命幾ばくもない状態で主人公と再会。
間もなく父親は亡くなった。
主人公はこの時点で父親に対する憎しみしかなかった。
それが、父親の寂しいお葬式を通して変わっていく。
見せ場はお葬式の場面。
知人達が父親の想い出を一人ずつ語っていくが、みんな曲者揃いで(よくぞここまで変な俳優を集めたな〜と思えるくらい圧巻)、想い出の内容がぶっ飛んでいて、すごく笑えた。←吉本新喜劇のよう(笑)
そんな話を聞きながら、主人公が憎んでいた父親を受け入れられるようになった(と思われる)終わり方だったので、気持ちが楽になった。
時間が1時間ちょいなので少し物足りない気持ちもあるが、面白かった。
後から見たら監督が俳優の斎藤工だったので、びっくりした。
↓万引き家族

それぞれ悲しい過去があるが、それを感じさせず、みんな淡々と家族を演じている。
でも、最後はこんな家族でもお互いに思いやっていて一つの家族になっていたんだな〜と思えたのと、世の中にはいろんな問題があり、教育の大切さも感じた。
虐待されていた女の子が元の壮絶な家庭に戻った時、偽の母親から教えてもらった数え歌を歌っていたのが感慨深かった。←この子はその思い出だけでこの先、愛を感じて生きていけそうな気がした
そして、リリーフランキーの駄目っぷりが素晴らしい!←他の映画でも同様(リリーフランキー=駄目親父のイメージになった)
樹木希林はどの作品も女優が演じているという感じがしない。
そのまま存在している人物のようで、只々すごい!
この映画もいろんなことを思う映画で「きみはいい子」の次に良かったと思う。
↓そして父になる

これも「万引き家族」と同じ是枝裕和監督の作品。
病院で赤ちゃんを取り違えられた2つの家族の話。
これも複雑な感情がわく映画だった。
今まで自分の子供と思って育ててきた他人の子か、自分と血のつながりだけがある他人が育ててきた子か、私も選択しかねる。
母親として、父親としてそれぞれが接してきた過程での気持ちの違いもあるし、当の子供達にとって、どういう選択がベストなのか、最後まで私は決められなかった。
私の邦画のイメージは、フランス映画の次に暗くて淡々としたイメージで、韓国映画のようなメリハリがないので、あまり面白そうに思えなかった。←特に賞を取っている作品
だから、観る時に躊躇してしまうが、今回はどれも見応えがあった。
潜入感で好き嫌いをせず、他のジャンルの邦画も観てみようかな?と思った。

