一人紅葉狩りでヒーリング
2019年 10月 30日
場所は家からバスを乗り継ぎ、約1時間15分のところにある「남양성모성지 (南陽聖母聖地)」というキリスト教の殉教地。
紅葉の名所というだけで特別な信仰心はないので、ここがプロテスタントなのかカトリックなのかも知らずに出発した。←今調べたらカトリックだった
まずは、バスを途中下車して、ネットで調べて良さげだったベーカリーカフェでランチをした。
↓「메이710(MAY710)」にて
まず、スタッフの挨拶ができないことから始まり、一度食べてみたかった人気のカムジャパン(ポテサラ入りのパンらしい)が売り切れではないのになかったので、最初からあまり気分がよくなかった。
それでも、わざわざ遠方まで来たし、これまた人気というオッススカンパーニュ(とうもろこしカンパーニュ)とパンオヘジャン(パンオレザン)、アメリカーノを注文した。
しかし、2つともバサバサ!
とうもろこしカンパーニュはすごく芳ばしいけど、2日前くらいのパン?という感じで撃沈。
そして、パンオレザンにはカスタードクリームが巻き込まれておらず、バターの風味もないデニッシュ生地にシナモンパウダーを巻いただけ。
パンオレザンではなく、シナモンロールやろ?と突っ込みたかった。
しかも、名前がパンオヘジャン。
韓国のパン屋ではパンオレザンはパンオレジャンということが多いが、ここはパンオヘジャン。←パロディーかと思った
それに、コーヒーカップとソーサーがチグハグでまたイラッ!←センスでやっている感じではない
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはこのことか...。(笑)
自分の時間と胃袋を無駄にしたようで、苛つきながらお店をあとにした。
ヒーリングの旅なのに〜。
気を取り直し、「南陽聖母聖地」へ向かった。
入り口から歩き進めて行くと、色とりどりのきれいな紅葉が目の前に広がり、木々の香り、冷たい風等、徐々に気分が良くなってきた。
↓「남양성모성지 (南陽聖母聖地)」にて
写真真ん中にあるろうそくを焚いて祈祷する場所が絵画のようで、すごく気に入った。
大聖堂は改修工事中で見れなかったので、木造の小さな聖堂?の方に入ってみた。
バスケットボールのコートくらいの床部屋には6人くらいの人がバラバラに座り、それぞれ瞑想や祈祷をしていた。
私も瞑想をしようと座ったものの、静けさと空気(オンドルをつけていて暖かかった)がチムチルバンみたいで、これは寝転ばないと寛げないと思い、5分で退散。(笑)
私はあっちこっちにある聖母マリア像等を見ても素通りするし、一人だったので、他の団体やカップルで来ている人達とは一線を画していたと思う。
とにかく紅葉を観ながらゆっくり散策した。
読書もしたかったが、ベンチにいると工事の音が気になるので諦め、約1時間半滞在して、ここをあとにした。
前半は失敗だったけど、紅葉狩りでヒーリングできたので、ここまで来て良かった!
今回は少し田舎の町だったこともあり、移動しながら、昔よく一人旅をしていた感覚が蘇った。
知らない場所にいるわくわく感。
誰にも気を使わず、干渉もされない自由な時間。
これから、また近場の一人旅でも始めてみようと思う。