보기김치와 개성보쌈김치(丸ごとキムチとケソンポッサムキムチ)☆食品名人
2019年 10月 11日
夏にヨルム水キムチ(幼い大根の葉の水キムチ)を2回作ったが、2回ともナンピョンにまずいから捨てるようにいわれた。←発酵前の状態はすこぶる良かったのに...(T_T)
私はすっかり自信をなくしてしまったので、また一からいろいろ学んでみようと思い、キムチ教室を受講。
教わるのは、(国から指定された)食品名人の先生ということしかわからなかったけど、先生の顔写真を見たら、見覚えがある人だった。
しばらく考えていたら、私が韓国に来て、最初に買ったキムチの本の先生?と思い、手持ちの本を見てみると、やはりその先生だった。←これで、ミーハーな私はさらにテンションが上がった
今回は포기김치(ポギキムチ)と개성보쌈김치(ケソンポッサムキムチ)の2種類を教わった。
ポギキムチは白菜丸ごと漬けるキムチのことで、地域によって入れるものもかなり違ってくる。
今回は私の口に合うあっさりなソウル式の白菜キムチ。
そして、もう1つのケソンポッサムキムチは、とっても豪華なケソン(北朝鮮の地名で北朝鮮式になる)の水キムチで、白菜を風呂敷みたいにして、その中に生の海老や手長タコ、大根・梨・ナツメ・栗など、いろんな材料を包んでから、牛肉スープを入れて発酵させるキムチ。
キムチ作りはかなり時間がかかるので、大半は先生のデモンストレーションで学んだ。
実習は準備されていたポギキムチ用の塩漬け白菜にヤンニョムを練りたくる最後の部分のみだった。
でも、かなり詳しく説明してくれたし、細かいポイントやレシピもしっかりしていたので、何となく理解できた気にはなった。(笑)
ただ、今回は先生のキムチに関する多様な説明(昔からの話や地名など)が難しく、理解するのに難儀する部分が結構あったのと、疲れていたこともあり、最後まで私の集中力が続かなかったのが残念だった。
↓キムチ教室にて
右下は試食ご飯。
試食のポギキムチは作りたての分だったので塩気を強く感じたが(美味しいのは美味しい)、ポッサムキムチは発酵したものですごく美味しかった。←北朝鮮式の料理は全般的に薄味なので、私は大好き
とにかく、今回は先生のキムチ愛が凄かったし、このキムチを後世に残していきたいという強い気持ちが感じられ(だから、みんなに教えている)、刺激になった。
何度も練習しないと上手くはならないけど、今年はキムジャンキムチを漬けてみようと思う。