버닝(バーニング)
2018年 05月 24日
ユ・アイン&スティーヴン・ユァン主演の「버닝(バーニング)」
2時間半の長丁場。
実力派のユ・アインが出ているので、はずれはないかな?と思って観てみたら...。
確かにみんなリアリティーがあって、演技自体は問題ない。
なのに、とにかく映画全体が暗くて陰気で、途中で何度出ようかと思ったことか...。
それに無駄にユ・アインのベッドシーンや自慰行為シーンが多くて辟易。←何のためにこれを入れないといけないのか訳がわからない!
最後の殺害シーンはもう呆れるばかりで、まさかここで終わらんよな?!と祈るような気持ちで観ていたら、やはりエンドロールが出てきた。
他の観客も私と同じ気持ちだったのか、あっちこっちから「(ア)イッシ!」が飛び交い、笑ってしまった。
「(ア)イッシ!」は「くそっ!」とか、関西弁でいうと「何やねん!」のような怒りのツッコミ的な言葉。
いい言葉ではないし、使うと品格が下がる。(笑)
でも、それくらい酷かったということ。
この映画、誰が作ったか調べずに観たが、終わって調べるとイ・チャンドン監督だった。
この監督の映画「ペパーミントキャンディー」、「オアシス」、「密陽」、「詩」というのを見て、ため息が出た。
どれも不幸極まりなく、息苦しくなる映画。
もうこの人の作る映画は観ないことにする。
映画を観た後、これまた急遽、同じアパートの韓国人オンマ友達と昼食を食べることになり、スンデクッ(韓国の腸詰めスープ)を食べに行った。
その後はQ2関連の用事を済ませてから、一人でお茶。
あっという間に一日が終わってしまった。
それにしても、この映画、失敗だったな〜。