母子二人旅☆扶余(プヨ)3日目
2018年 05月 21日
3日目
↓Q2が楽しみにしていたホテルの朝食
ここのホテルは土日のみ完全なブッフェで、私達が滞在した平日は縮小ブッフェになるため、品数は少なめだった。
でも、韓食が充実していたし、Q2も喜んでいたので、なかなか良かったと思う。
ホテルをあとにし、扶余のメイン観光へ。
↓プソサンソン(扶蘇山城)入り口〜サムチュンサ(三忠祠)〜山道にある休憩所
三忠祠は百済最後の王(ウィジャワン:儀慈王)に忠誠した三人の偉大な臣下(ソンチュン、フンス、ケベッ将軍)を祀っている場所。←酒と女に溺れた馬鹿な王に仕えて、さぞかし苦労が多かったと思う
祠の中は靴を脱いで、自由に入れるようになっている。
するとQ2が一人で入って行き、一人一人の肖像画を前に、いきなりクンヂョルを始めたのでビックリ。←クンヂョルは韓国で一番丁寧な挨拶
私はこの三人の中でもケベッ将軍が不憫でならなかった。
ケベッ将軍は百済の名将といわれていたけど、最後の新羅との戦いは負け戦になると悟り、出陣前に自宅に戻って、自分の妻や子供をはじめとする家族全員を自分の手で殺した。
これは新羅に負けて、家族が奴隷として生きていくより、自分の手で死なせてあげた方がいいと思ってやったこと。
昔の人の覚悟って凄いな〜と思ったし、ケベッ将軍がどんな気持ちで家族を殺めたかと思うと、本当に切ない。
Q2はそこまで思わなかったにしても、漫画本(笑)を通して、三人の臣下達に何かしら感じることがあったんだろうと思う。
その後、山道にあるお店で休憩し、そこのアジュマとしばらく話をしてアドバイスをもらい、その後のコースを決定。
↓扶蘇山上にあるペッカジョン(百花亭)〜ナッカァム(落花岩)〜皐蘭寺(コランサ)
私は東尋坊のような断崖絶壁を想像していたので、ちょっと拍子抜けしたけど、いつの時代もこういう悲劇が起こることがわかったし、穏やかで美しいペンマガン(白馬江)を観ながら、昔の人達に想いをはせることができた。
そして、下り最後にある皐蘭寺(飛び降りた三千人の宮女達を祀った小さなお寺)を通過して、白馬江の遊覧船乗り場へ。
ここまで来るのに、山を1つ越えてきた感じになる。
でも、低い山だったので、運動不足の私でも何とか歩けた。
この船着き場から15分くらい遊覧船に乗り、クドゥレという村へ。
↓白馬江&遊覧船
これらの詳しい説明についてはこちら
そして、昼食はクドゥレの船着き場からすぐのところにある有名なマックッス(そば粉の冷麺)屋へ。
↓장원막국수(チャンウォンマックッス)のマックッス
昼食後、もう1つくらい観光に行けたのに、私がうっかりして扶蘇山城入り口にあるコインロッカーに荷物を預けていたのを忘れていて、また引き返した。
クドゥレから私が荷物を入れた扶蘇山城入り口のコインロッカーまで市内を通って行くので近いはずだった。
でも、入り口は1箇所ではなかったのと、自分がどこから入ったのかはっきり思い出せず(笑)、しばらく道に迷って、無駄な時間を過ごしてしまった。
その後、やっと荷物を探し出し、扶余市外バスターミナルへ。
14時40分のバスの出発まで40分くらい時間があったので、ターミナル前のカフェでお茶をした。
帰りは高速道路が混み、結局、18時前に自宅到着。
疲れを知らないQ2は、早速、アパート内のノリト(公園)に遊びに行ってしまった。
今回の久しぶりの母子二人旅は本当に有意義だった。
それにQ2が大きくなったので、任せられる部分も増え、旅行自体がずいぶん楽になった。
扶余には、まだ行きたい場所もあるので、再訪したいと思う。
近頃、Q2もK-POPに関心を持ち始め、今回の旅行でもよく聞いたり、口ずさんでいた曲がある。
母子共にこの曲が大好きなので、これを聞く度に旅行のことを思い出すだろうな〜。
いい曲です!→iKON(사랑을 했다)