美食な午後
2018年 04月 06日
行きたいけど場所が忠清南道の天安市である上に、畑の中に建っている民家のため、車がないと行けない場所だった。
すると、今週火曜日に二人がわざわざ車で連れて行ってくれた。
なんと親切な...。
そのお店はフュージョン韓食ブッフェ(バイキング)のお店だけど、家族経営で、50代くらいの奥さんがほとんど一人でおかずを作っていた。
台所の横の空間に、韓国の家庭で普通に食べるようなおかずがずらりと並んでいて、まさしく家ご飯。
それを食べに来るのは、ほとんどが主婦。←みんな誰かにご飯を作ってもらいたいんだな〜と感じた
お店はお昼の12時から15時まで営業しているものの、開店と同時にいっぱいになるようで、おかずが2種類くらいなくなった時点で営業終了になるらしい。←おかずは20種類以上あるのに...良心的
↓チャンチ(宴)というフュージョン韓食ブッフェにて
おかずはナムルや野菜がほとんどで、3種類くらい肉や魚のおかずがある。
薄味の優しい味で、もろ私好みだった。
一番気に入ったのは、コムチゥィ(オタカラコウ)のチャンアチ(醤油漬け)。
甘さと塩加減が絶妙。←授業料を払ってでも教えてもらいたいくらい
ナムル類も全部美味しかったし、韓国家庭料理に刺激され、またいろいろ家で作ってみようと思えた。
食後のシッケやスジョンガまで手作りで、最後まで大満足だった。
家の近くに、このお店があればな〜。
ランチ後はドライブがてら近くの大学の売店でお買い物。←大学内で栽培された苺を購入(でかくて味が濃い)
次はお茶タイム。
↓トドロンという小さなカフェにて
よもぎ餅きな粉マカロンと、韓国の代表的なアイスキャンディーのテジバーを真似た、テジバーというマカロン、人参ケーキ、アイスコーヒーを注文。
よもぎ餅きな粉マカロンは甘すぎず、あんこ他、中身も独特で驚くほど美味しかった。←今も頭から離れず
歴代1・2位を争うマカロンだった!
テジバーマカロンもアイスキャンディーと同じ味で、そのアイデアに感心した。
ここは平澤市の住宅街にあり、何とか再訪できそうなので、近いうちにまた行きたいと思う。
最後は、これまた食べに行きたかった平澤市にあるキンパッのお店に寄り、夕食として買って帰った。
↓テジュンキンパッにて
1つはシレギ(干した大根葉が入った)キンパッ、もう1つはコンドゥレ(高麗あざみ入り)キンパッ。
茹でて炒めたシレギやコンドゥレが入っているのも珍しいし、コンコギといって豆とじゃがいもなどを潰して作ったオリジナル豆肉が入っているので、栄養満点。
手間暇かかったキンパッなのに、それぞれ2000ウォン(200円)と2500ウォン(250円)という安さ。←嬉しいけど、労力を考えたらもう少し値上げした方がいいような...
「センファレ タリン(生活の達人)」という番組で2017年の大賞に選ばれた。
味は本当に地味な美味しさ。←わあ〜美味しい!というのではなく、おばあちゃんがあり合わせで作った手作りキンパッみたいな感じ?
でも、お店が家の近くにあれば、普通のキムパッより断然こっちのキムパッを選ぶと思う。
初めて会った韓国人Yさんも豪快でいい人だったし、みんなで美食な午後を過ごせて楽しかった。