민달팽이 노먼(ナメクジ ノモン)
2014年 05月 10日

ノモンは背中に殻がないナメクジです。
ある日、ノモンは色とりどりの殻を持ったカタツムリを見ました。
「うわ~、あの殻(たち)本当に素敵!」
ノモンは嬉しくて近寄りましたが、
殻を持ったカタツムリ達はびっくり驚いてあちこち逃げました。
「この馬鹿みたいなナメクジ!
お前のせいで面白く遊べないじゃないか!」
「僕達みたいに素敵な殻があってこそ一緒に遊べるんだよ!」
一人ぼっちになって膨れっ面をしたノモンは力なくその場を去りました。
月影さやかな夜、ノモンは水の中に映る自分の姿を見て思いました。
「僕にも素敵な殻があったらどんなにいいか?」
その時すぐいい考えが思い浮かびました。
「そうだ、僕に似合う殻を探し出すんだ!」
でも、気に入る殻を探すのは容易くありませんでした。
トン、トン、トン テニスボ-ルはポンッとしたら(打ちつけたら)跳ね上がりました。
チッカッチッカッ 時計はとてもうるさかったのです。
ニョロニョロ りんごからは幼虫がピュッとと飛び出して来て挨拶しました。
「こんにちは、ノモン!この りんごはもう僕のものだよ。」
ノモンは他の方法を考えてみました。
そうするうちに・・・。
ジャジャ-ン!←ごみ置き場に捨てられていた苺チョコのコ-ティングに
カラ-スプレ-でデコレ-ションされたド-ナツを背負って登場
遂にすっと気にいる殻を探し出しました。
ノモンは他のカタツムリ達と遊べるようになって嬉しかったです。
ノモンは自分の殻が誇らしかったです。
他のカタツムリ達もノモンの面白い殻が好きでした。
ノモンとカタツムリ達は友達になり仲良く遊びました。
そうしたある日のことでした。
空からパタパタ羽の音が聞こえてきました。
「気をつけろ!大きな鳥だ!」
カタツムリ達はびっくり驚いて叫びました。
「早く逃げよう。あの鳥が僕達を捕まえて食べてしまうよ!」
しかしノモンはもう大きな鳥に捕まってしまいました。←空を飛んでいる
ノモンの面白い殻が美味しそうに見えたからです。
ノモンはどうするかな?
ノモンは粘液をたくさん作り出しました。
そうすることで殻に縛られたヒモがすっと解けたのです。
ノモンはいっきに落ちました。
シュン!シュン!シュ-ン!
ポンッ!
「ノモン ノモン! 大丈夫?」
友達たちが尋ねました。
「うん、大丈夫。ちょっとめまいがするだけ・・・。
空高く飛んでとても良かったよ!もし僕に翼があったとしたら・・・。」
ジャジャ-ン!←空から落ちた時にひっかかった洗濯ヒモに干していた
紫色のブリ-フを背負って登場
「どう?僕の翼素敵じゃない?」

