백일잔치(ペギルチャンチ)パ-ト1
2010年 11月 16日
昨日も書いたが、韓国では子供が生まれて100日目にお祝いをする。
この日、私が出産した産院からも携帯電話に祝賀メ-ルが届いたのには驚いた。
家庭によって違うが、1歳のトルチャンチ(お誕生日会)は結構、大々的にする家も多く、
いろんな人を大きな会場やレストランに招いて、ミニ結婚式状態の宴会を開いたりする。
しかし、ペギルチャンチはだいたい家族のみでお祝いをすることが多い。
うちはこの日、旦那家族(姑・次兄家族・弟家族)と日本の母親とで、夕方から
中華料理屋でお祝いをすることになった。
しかし、みんなでの会食形式のお祝いでは何となく寂しいので、自宅でのお祝いも
することにした。
韓国式のお祝いは、自分で調べたところ、백일상(ペギルサン:百日床)という食事を
準備し、三神(または産神)にお供えするというもの。
必ず準備しなければいけないものは、백설기(ペクソルギ)という粳米で作った白いお餅。
それに、果物(桃は除くらしい)・牛肉を入れたワカメス-プ、白いご飯、水(本来は
夜明けに初めて汲んだ井戸水)。
三神用にご飯・ス-プ・水は箸・スプ-ンと共に三膳分準備するのが基本。
後は三色ナムル、ジョン(韓国ピカタ)、焼いた海苔、ノビアニ(牛肉を焼いたもの)、
チャプチェなど、その家庭での慶事料理を準備する。
私もQ2のために、いろいろ準備してあげたかったが、ペギルを迎えるまでに心身の疲労が
極限状態だったので、中途半端な感じになってしまった。
ちょっと愚痴ると、ペギル前日の夜遅くまで、我が家には姑と日本の母親が同居状態で
数日間、西川きよしファミリ-状態だった。←なぜだか姑は日本の母親が我が家に滞在する
1日前にやって来て、近くの兄宅に移動することになっていたのに、こういう状態に・・・
育児に加え、二人の年寄りに合わせた食事の準備、観光(外食)、
散歩に連れ出したり・・・。
ずっと姑と母親が一緒にいる状態なので、常に通訳も必要。
ナンピョンは日本語ができないし、仕事にも行くので、本当にペギルまでの数日間、
私はあらゆることに気を使ってヘトヘトで、ペギルまで自分の体が持たないと思った。
こういう状態を作った?ナンピョンにも苛立つし、ペギル当日の夕方までナンピョンが1泊2日の
MT(宿泊研修)でいなかったので、自宅でのペギルチャンチは日本の母親と二人でお祝いと
いう寂しい結果になった。
話を戻し、自宅でのペギルチャンチは伝統的なものに、少しだけ日本色を入れた。
白いご飯はやめてお赤飯を炊いた。
そして、三神にお供えというより、Q2のお食い初め風に1膳だけ準備した。
↓これが自宅ペギルチャンチの様子(Q2もご機嫌に見える・・・)
↓韓日ミックスペギルサン
↓ペクソルギ
洗って乾燥させた米を自分ですり鉢で粉にして作った苦心作。
なので、生地の目がかなり粗い。^^;
↓炊飯器で炊いたお赤飯
↓牛肉入りワカメス-プ
↓三色ナムル(桔梗の根、ほうれん草、わらびのナムル)
↓韓国かぼちゃ・牡蠣のジョン(韓国ピカタ)
↓焼き魚(イシモチ)
チャプチェやノビアニも作ってあげたかったが、もう無理だった。
果物も家にあるもので準備したので、数も中途半端。
Q2ごめん・・・。
最後は今回、初登場のQ2の写真をアップ。