先週末、ナンピョンの実家へ一泊2日で行って来た。
姑とは先月の旧正月に会ったので、まだ1ヶ月も経っていない。
でも、ナンピョンに、私とQ2が日本から帰ってきたのかと説明しているのに、しきりに電話で聞いてくるというし(私達が日本へ行くと、ちゃんと帰ってくるのか?ということに以前からすごく執着していた姑)、面倒くさいのでナンピョンが行くついでに私達も行くことにした。←私に余力がある時に自分の意思で行きたい
今回は、姑が夜中に扉を開けて何回も大きな声で話したり(山の中で近所迷惑にもならないからいいけど、誰と話してるねん?!と突っ込みたくなる)、挙動不審なので困った。
痴呆症状か?とも思ったけど、それとはまた微妙に違う。
ナンピョンと何かが見えているのかな?大便したいのかな?体がしんどいんかな?といろいろ考えてみたけど、朝には普通だった。
今回の姑用の初日夕食は、冷凍していた松茸でソンイクッ(松茸スープ)を作り、買ってきたヒラメのお刺身を小さく切って準備した。←私達は庭でテジカルビクイ(豚のリブ焼き)のBBQ
翌朝は前夜の松茸スープに、分厚くない玉子焼きを準備したけど、姑は卵はいつも食べるから食べたくない!と一口も食べず。←他は塩辛やキムチ、ヘルパーさんが作ったおかずが一品あった
おかずが気に入らないと、いつも自分が食べている箸で、お皿を押し返すので、本当に嫌。
いらないとだけ言えばいいのに...。
で、前夜の取り分けていたお刺身が半分以上残っていたので、昼食・夕食用に、そぼろ風に炒めていたら、ナンピョンが「何で小さく(そぼろに)するの?1枚ずつそのまま焼いてあげたら?」といってきた。
つかさず、「刺身を1枚ずつ?あほちゃうん?!文句あるなら、おまえがやれよ!(韓国語)」と返した。(笑)
ヒラメの薄目のお刺身に完全に火を入れたら、姑が箸で食べている時に身が崩れて、ボロボロこぼすし、こっちは病院のきざみ食をイメージして作っているのにナンピョンがとやかくいうので切れてしまった。←そぼろならスプーンでご飯に混ぜて食べられる
私は嫁の義務として、自分のできる範囲でやることはやる!が信条なので、淡々と任務をこなしている。
でも、1つだけやらないことがある。
それは、姑の尿器の処理&洗浄。
尿器といっても、昔ながらの蓋付きの丸い鍋のような尿器。←普段は自室でこれに用を足している
オムツ交換や尿器・ポータブルトイレの処理や洗浄など、仕事で何十年もやっていたので、一般の人より抵抗はないし、仕事では全然OKだけど、私がこれをやり始めると、ナンピョンの家族全員が私の仕事として認識してしまうので、手は出さないことにしている。
私達が実家に行ったら、これはナンピョンの仕事。
ちなみにナンピョン家族達は気が付かないのか、見て見ぬふりをしているのか、この仕事はナンピョンの長姉とナンピョンしかしない。
自分でも鬼嫁やな〜と思うけど、基本、自分の親の介護は実子がすればいいと思う。
でも、ナンピョンが何かの理由で出来なかったり、SOSを出した時はすぐにお手伝いする気ではいる。
可愛い爺ちゃん、婆ちゃんなら、何の躊躇もなくお世話すると思うけど、如何せん、私の嫌いな姑...。
そんなこんなで、ナンピョン実家滞在が全く面白くない上に、睡眠不足でヨレヨレになり、帰りに海辺に寄って帰ってくる予定だったのに、全員一致で中止。
私達が帰る時、姑は「もう体がだめで10日くらいで死ぬから...。」とナンピョンに涙目で訴えていたが、食事量(少食だけど5~6食は食べていたし、高カロリードリンク2回/日も飲んでいる)や排尿量を観ていたら、今すぐ亡くなるような感じではない。
だいたい、死ぬ!死ぬ!という人ほど、長生きする。
こういうかまってちゃんみたいなのも嫌い。
何だかな〜。
ナンピョン、また2週間後に実家行き決定!
頑張れ〜〜。
こんな理由からナンピョンの実家に行く時は、外食に楽しみを見つけるしかない。
↓行きの道中で見つけたドライブイン的な食堂にて
私はビビンクッス(混ぜ麺)、ナンピョンはチャンチクッス(温麺)、Q2は超巨大トンカス(とんかつ)。
ここは失敗。
ソースやスープにまるで旨味がなかった。
しかも、田舎なのにビビンクッスが8000ウォンとか都会並みに高くてびっくり。
10年くらい前は半額くらいだったのに...。
翌朝、実家では食べず(姑は麺が嫌いなので、姑の食事だけ準備)、ナンピョンとQ2と私の3人で朝食兼昼食へ。
↓ナンピョンの幼なじみのお店「사계절막국수」にて
本来はマックッス(蕎麦粉の冷麺)屋だけど、冬の間だけチャンカルグッスもある。
チャンカルグッスはコチュジャン&テンジャンベースのスープに麺(ここはきしめんとすいとんの間くらいの麺)が入っている。←江原道山間の郷土料理でナンピョンも昔は実家で食べていたらしい
ナンピョンから美味しいと聞いていたけど、本当にスープも麺も美味しかった!
煮る時に麺から出た小麦粉の影響でスープがトロッとしているので、体もほっかほか。
これは絶対にリピしたいし、自分でも麺から真似て作ってみようと思う。
午後2時、実家を出発。
帰りの道中で、新しくできたカフェでお茶休憩。
↓「카페 삼거리」にて
コーヒーのお供にマドレーヌ、チョコマドレーヌ、ベーグルを注文。
全部美味しかったけど、特にスライスして焼いたベーグル&手作りブルーベリージャムが美味しくて、追加でまた2皿注文。
この日のブランチといい、お茶といい、美味しいと思えるものを食べられるだけで、疲れが多少癒やされる。
↓実家帰りの定番「시루향기」にてコンナムルクッパッ(もやしスープ飯)
ここも1年半の間に1000ウォン値上がりの1杯8000ウォン。←ちなみに10年前は5500ウォンだった
帰りはみんな疲れ切っているので、近所のこれしか思い浮かばない。(笑)