先週金曜日でQ2の体験入学が終了した。
最初は1週間くらいで挫折するかな?と思っていたが、最後はQ2自ら、もっと学校に通うことができないか聞いてきた。
私自身もQ2の日本での学校生活を見ながら、このまま日本の小学校に通わせた方が自由でいいだろうな〜と思った。
図工や体育・音楽などの子供が楽しめる時間がたくさんあるし(Q2は毎回楽しみにしていた)、子供達が自立性を養える給食当番や掃除もある。
日本の給食も美味しかったようで、じゃんけんで勝てばおかわりできるのも楽しかったらしい。
学習面では宿題等、こまめに先生がチェックして花丸やコメントを書いてくれるのでQ2のやる気も俄然アップした。
韓国では読書感想文を書いても、日記を書いてもはんこだけ捺されて帰ってくるので、Q2は書かされている感が強くていつも嫌がっていた。
でも、日本では「先生が返事を書いてくれるから楽しみ!」とすんなり書いていた。
働きかけしだいでこんなに変わるんだと実感したので、私も気をつけなければ...。
そして、音読の宿題でのこと。
Q2が家で「スーホの白い馬」を読んでいる時(私は離れたところで聞いていた)、様子がおかしいのでそばにいくと、Q2が号泣しはじめた。
白い馬が死んだ場面から涙が止まらないようで、読み終わるまでに時間を要した。
日本は国語の教科書で泣けるなんてすごい!(笑)
とにかく6週間の間に書き初め大会、学校公開デー、授業参観、外部の図書館訪問、打楽器パーティー(発表会?)など行事が盛り沢山で日本の先生の仕事量&子供達に向き合ってくれる仕事ぶりには頭が下がる思いだった。
先週金曜日の学校終了時間直前に、私も学校へ挨拶に伺った。
ちょうど、Q2がみんなにお別れをしている最中で一人ひとりと握手やハグをしているところだった。
最後は教室からみんなの大きな声で「Kさん(この学校は先生も学生間でもすべてさんづけで呼ぶ)、ありがとう!」と聞こえてきたので、私が泣きそうになった。
短期間でも、いい先生&いい友達に出会えたことは本当に良かったと思う。
ちなみに、今年のバレンタインデー。
Q2は初めて家族以外の女の子からチョコレートをもらってきた。
義理チョコだと思っていたら、どうも違う様子。
Q2も誇らしいような恥ずかしいような何ともいえない顔をしていた。
これもいい思い出になったかな。