韓国版ミルフィーユ鍋
2015年 02月 22日
韓国のミルフィーユ鍋は日本から伝わったと思うが(私が見る限りでは、去年くらいから料理好きな韓国人主婦の間で流行り出した)、韓国人は澄んだ出汁に豚肉を使う料理に抵抗があるのか、豚肉使用のミルフィーユ鍋の写真は見たことがない。
韓国版は、牛肉(しゃぶしゃぶ用やプルコギ用の薄切り肉)を使用し、しゃぶしゃぶのオシャレ版といった扱いだと思う。
だから、出汁も日本のように多様ではなく(今のところ)、昆布&煮干し等のベーシックなもの。
野菜の白菜は同じだけど、エゴマの葉を一緒にはさんだり、青梗菜(いろんな葉野菜など)、もやし等、韓国しゃぶしゃぶ同様の野菜が鍋の中に入る。
そして、具はソース(たれ)につけて食べる。
これも韓国しゃぶしゃぶの定番ソースであるチリソースやわさび醤油、酸味の少ない甘めのポン酢ソースなど。
今回、私が作ったのは私が大好きな料理番組でやっていたもの。
↓出汁を入れる前の韓国版ミルフィーユ鍋
ソースは、ポン酢ベースで、レモンチョン(レモンの砂糖漬け)、ニンニク、赤唐辛子、青唐辛子などが入る。
〆はカルグクス(韓国麺)。
まだ足らない人は、さらにポックンパッ(出汁を限りなく少なくし、刻んだ発酵キムチ、ご飯、ネギ、ゴマ油、韓国海苔等を入れた焼き飯)を作るといい。
見た目が華やかだし、ナンピョンが姑に高級料理だと説明したこともあり(笑)、姑も「貴重な料理だ!」とかなり喜んでくれた。
在韓日本人主婦が韓国人親族等を招く時に何を作るか悩むことが多いが、韓国版ミルフィーユ鍋はかなりお薦めかも...。