2012年の初伏料理
2012年 07月 21日
この日には、スタミナ料理を食べる。
この初伏を含めた伏日(ポンナル)についての説明はこちら
何のスタミナ料理にするか悩んだ結果、我が家では꼼장어(먹장어)볶음にした。
コムチャンオ(またはモクチャンオという)はヌタウナギのことで、
韓国ではこれを焼いたり、辛く炒めたりして食べる。←お酒のあてで、我が家でも専門店で
たまに食べる(Q2が生まれてからは、もっぱら持ち帰りで・・・)
ヌタウナギはウナギの仲間と思われがちだが、深海魚の仲間で
(でも、厳密には魚類ではない)最も原始的な動物の一群らしい。
↓これがコムチャンオ(ヌタウナギ)
さらにグロテスク。
しかも、鰻よりもぬめり度が高く(ぬめりの元となる米粒みたいなブツブツが
多数ついている)、火を通すと、死んでいるのに、グルグルとぐろを巻き出し、
まるで生きた回虫状態。(汗)
私は外食したものは、ある程度、家で再現できるのが身上なのだが、次回からこれは
家で作らない!と決めた。←それくらいグロかった。(笑)
↓でも、出来上がったコムチャンオポックンはいつも通り美味しく食べた!
エゴマの葉などに包んで食べる。
調理後もグロいです?
※鰻は韓国語で민물장어(ミンムルチャンオ)または뱀장어(ペムチャンオ)、
アナゴは붕장어(プンチャンオ)、ハモは갯장어(ケッチャンオ)で、いずれも
장어(チャンオ)は長魚の意味
料理ではないが、最近、週末農場で収穫したコチュ(唐辛子)はこのスタイルで食べる
ことが多い。←辛い唐辛子と辛くない唐辛子の品種を育てているが、一緒の土壌で
育てているせいか、辛くない唐辛子まで辛い^^;
↓普通におかずとして、お酒のあてとして、コチュジャンにつけてかじるだけ・・・
これが日常になっていて、何だか田舎の韓国人になってしまった気分になることが・・・。
でもって、そうめんや冷奴でしみじみ日本人だな~と感じたり、
日⇔韓を行ったり来たりしています。
さあ、7/28の中伏は何を作ろうかな~?