いろんな思い(長文)
2010年 10月 11日
昨日はナンピョンの友人家族がQ2を見に我が家にやって来た。
朝(10時頃)に突然、電話がかかって来て、午後1時半頃に来るとのことだった。
昼食も一緒に食べることになったので、いつもの朝兼昼ご飯はパスして、シリアルだけで
済ませた。
昨日はナンピョンにQ2を見てもらって、少し休もうと思っていたのに、食後から掃除を開始。
そして、友人家族の到着後、すぐに昼食に行くと思っていたら、別の友人家族も
来るということで、その家族を待つため、我が家で待機。
その別の家族とも約束をしていたわけではないので、その家族も用事があり、
それが済んでから来たので、結局、みんなで1時間以上待った。
私は前夜、Q2のために眠れなかったので、この時間帯はかなり眠かった。
そして、ようやくみんなが揃い、昼食を食べに行った。
そこでわかったことだが、2家族とも昼食は済ませていたようで、午後3時にようやく昼食を
食べる私達夫婦だけ、お腹がペコペコの状態だった。←昼食の約束をしているのになんで?
その後、友人家族の子供・計4人を引き連れて、みんなで近くの(いろんな施設がある)
公園に遊びに行くことになった。
しかし、私とQ2だけ家に帰してもらうことにした。
一番の理由は私の湿疹の急激な悪化。
そして、突然で3時間以上もつきあったのだから、もういいだろう?!というのと、
このままだと夕食も一緒に行くことは必須だからだった。
9月の中旬にぶり返しした湿疹も、10月に入って、ようやく落ち着いてきて、
内服を中止しても、虫さされのような湿疹がピ-ク時の1日10個→1個くらいにまでコントロ-ル
できるようになっていた。
それがまたなぜか、昨日、背中が痒い~と思ったら、いっきに5個くらいに・・・。
最初は我慢していたが、眠いし、みんなと話さなければいけないし・・・と思っている間に
痒みが増強。
ナンピョンにも食事中、痒みのことを伝えていたので、私が先に帰ることを承知してくれた。
←ナンピョンも前回、私がひどくなった痒みで、泣くほど辛い状態をわかっているので許可
そして、家に着いたら、心の底からほっとした。
先週末も突然、ナンピョンの別の友人家族と食事(外食)をし、我が家で数時間接待。
別におもてなしをするとわけではないが、私の日本人的感覚?からすると、
産後2ヶ月になるかならないかという人の家に、家族で押しかけて長時間滞在したり、
食事に行くというのが理解できない。
在韓日本人の友達たちは、みんな私が3ヶ月を過ぎて、落ち着いたら・・・と言ってくれるし、
もちろん、前もって約束をしてから会う。
それにもう1つ驚いたのは、昨日、我が家に来た友人家族の子供(幼稚園児)が
Q2を抱きたいといっていたところ、母親から「あなたは風邪をひいているからダメでしょ!」と
言われていたので、ビックリ!
私は思わず、心の中で、「オイオイ!そんな状態で家に連れて来るなよ!」と
突っ込みを入れていた。
Q2を見に来てくれたのは、本当にありがたいと思うが、韓国では相手に対する考慮が
欠けているように感じる。
なので、やっぱり私自身は素直にありがたいと思えなくなる。
それに2週も続けて、週末にそういう行事を受け入れるナンピョンにもむかつくし、
常にナンピョンから友人家族と仲良く(韓国語で)話すようプレッシャ-をかけられているので
しんどい。
昨日も最初は頑張ろうとしたが、奥さん達だけの会話が始まると、ペ-スが早くて
疲れてきた。
もう最後は、どうでもいいわ~という感じ。
先週末はこれ以外にも義次兄宅に訪問したし、今週は車で3~4時間かけてナンピョンの
実家に行って1泊2日しなければいけないし、何だか気が休まる気がしない。
料理や裁縫をして楽しくやっているような気もするが、冷静に考えてみると、そうやって気分を
紛らわせていかないと日々の生活をやっていけないのかな~とも思う。
湿疹の話しに戻るが、前回にぶり返した時、処方されたステロイド他、また薬を飲み出した。
しかし、それを飲んでも、さらに悪化するので、先生から、「治療をしているのに、
こんなに悪化するのは、皮膚だけの病気ではない。」と言われた。
先生からは最近、引越しをしたのか?や大きな出来事はあったのか?などを質問された。
しかし、出産以外には思い当たらず。
さらに他のストレスについて聞かれるが、そんなことをいちいちあげていたらきりがないので、
先生には、「ストレスは常にある」というと、それを韓国人のようにどんどん解消するように
言われた。←日本に何度もいったことがある先生なので、日本人の気質を知っている
そして、新しい薬が追加された。
その薬を飲み出してから、症状が改善。
次に受診をした時に、あまりに効果があったので、先生に何の薬を出したのか質問。
すると、先生は「どうしても知りたいの?(結局、私がハイといっても教えてくれず)
そういう薬なの・・・」と言うだけだった。
内緒で治験でもされているのかな?と思うと怖いし、自分が何の薬を飲んでいるのか、
具体的に把握していないと嫌なので、薬局で聞いてみた。
すると、マイナ-トランキライザ-(いわいる精神安定剤で不安・緊張・抑うつを和らげる薬)
だった。
先生が言葉を濁した意味も理解できた。
効いたからいいけど、毒を盛られたような気もするし、飲む前に一言いってくれ~!!って
感じだった。
ちなみに、この薬を飲むと同時に、ナンピョンから山参(山で採れる天然の高麗人参で効能が
高麗人参より高い)を食べさせられたので、この時点で湿疹が改善したのは、
何が効いたのかははっきりわからない。
ナンピョンは、私の湿疹にストレスが影響しているといった医者に対して、憤慨していて、
「ストレスのない人間なんかいない。ストレスを取り除くより、免疫を高める方が大事だろ!」
と言っていた。
これに対して、私は心の中で、「あんたのちょっとした努力で私のストレスがどれだけ
軽減すると思ってるねん?あんたは私が今までどれだけ苦労してきたのかを見ているのに、
それがストレスになっているというのが、まだわからんの?」と毒づいた。
話を元に戻し、そうこうして定期的に飲んでいた薬も頓服になり、早くQ2のために
授乳を再開したいので、頓服も極力飲まず、少しの湿疹と痒みは我慢をしていた。
そして、遂に先週の半ばから授乳を再開。
久々に母乳を飲んだQ2だったが、別に嫌がることもなく、粉ミルク同様に飲んでくれ安心。
これからは頑張って、減ってしまった母乳も少しずつ戻して、粉ミルクとの割合を
変えて行こうと思っていた矢先の湿疹の2度目のぶり返し。←元々、母乳と粉ミルクの
混合育児だったが・・・
今日は昨日より、さらに痒みが増強し、薬なしでは耐えられなくなってきた。
でも、1回でも多く母乳を・・・と思い、薬を飲むことを我慢。
しかし、遂にギブアップ。
さっき、最後に飲ませる母乳を搾乳してから、もうこの先、Q2に母乳を飲ませることはないと
心に決め、薬を飲んだ。
そこまで母乳にこだわる必要はないかもしれないが、今は敗北感と情けなさが・・・。
「母親なら、痒みくらい耐えろよ!」と自分で自分に怒っている。
こういう風に書いていると、何だか私が子供に対して、とってもいい母親のような感じに
なるかもしれないが、実際は全く違うと思う。
私の自己中心的な考え・生き方を誰よりも自分自身がよくわかっている。
昨夜もそれを再確認。
ミルクを飲んだ後、抱いていたQ2がやや大量にミルクを吐いた。
Q2の口元や服はもちろん汚れていたが、私の服も腕も汚れた。
瞬間的に、私はそのままQ2をベッドに置いて、自分の腕を先に洗っていた。
汚れたQ2の顔を見て、「自分を先に洗う母親なんておらんよな?!ごめん、Q2」と
思った。
自分の腕を洗わないと、全部の処置がスム-ズにできないと無意識に行動したのかも
しれない。
でも、やっぱり自己中の表れだと反省。
その罪悪感のような気持ちや、別の劣等感から、せめてQ2にできることはしてあげたいと
思うだけ・・・。
何ともいびつな私の心境。
なぜだか、今はあみんの「待つわ」が頭をグルグル旋回中。